民法30「家督相続⑦」

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廃嫡
嫡子の家督相続権を失わさせるもの。法定の相続人が「素行不良・父子対立・疾病」その他一家を維持していくうえでやむを得ない事由があるときに、親族間の協議によりその者を廃除し、他の者を指定して相続させることを官庁に願い出て許可された場合をいう。

廃除と家督相続
長男が自己の妻の懐胎中に廃除された場合、その長男の子または胎児に、代襲相続権がある。ただし、廃除された後、妊婦とともに分家した場合は、子は父の家に入るため、本家相続権はない。(大5.3.17民390回答)

戸主が長男を廃除し、男養子をした後、廃除当時懐胎していた長男の妻が男児を分娩し、その後戸主の死亡により相続開始した場合、長男の子に代襲相続権がある。

戸主には長男・二男があるが、その長男が廃除された後、廃除前に出生した他家の女子を認知して「庶子」として入籍させていたときは、その庶子女に代襲相続権がある。

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