民法31「家督相続⑧」

 

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家督相続
【第二順位 「指定家督相続人」~前戸主が生前に又は遺言で指定した者】
第一順位の法定で定める推定家督相続人がいないか、被相続人の子や孫がいても、その者が欠格や廃除により資格を有しない場合において、死亡または隠居による家督相続の場合にのみ認められる。(旧979)
被指定者の資格 1.家族の他、他家の戸主やその推定家督相続人でも認められる。胎児を指定することも許された。被指定に拘束力はなく、指定されたものが相続開始後に承認・放棄することは自由であった。
家督相続人指定の戸籍記載例「被相続人甲(←戸主)の身分事項欄・・・何市何町何番地戸主甲二男何某ヲ家督相続人ニ指定 届出 年月日 受付㊞」
指定は、生前の意思表示又は遺言で取り消すことができた。指定された者が死亡(代襲不可)したとき、相続放棄したとき、又は指定の後戸主に実子の出生や養子縁組など法定の家督相続人があるに至ったとき、その指定の効力は消滅する。胎児を家督相続人に指定した後、男女双子を出生した場合、出生の前後にかかわらず男子に相続権が発生する。

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