民法改正案 特定物の引渡しの場合の注意義務

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債権の目的(法定利率を除く。)

1 特定物の引渡しの場合の注意義務(民法第400 条関係)民法第400条の規律を次のように改めるものとする。

【改正案】第400条債権の目的が特定物の引渡しであるときは、債務者は、その引渡しをするまで、契約その他の債権の発生原因及び取引上の社会通念に照らして定まる善良な管理者の注意をもって、その物を保存しなければならない。

【現行】第400条債権の目的が特定物の引渡しであるときは、債務者は、その引渡しをするまで、善良な管理者の注意をもって、その物を保存しなければならない。

【ポイント】付加された部分は「契約の内容(契約書の記載内容等)、契約の性質(有償か無償かを含む)、当事者が契約をした目的、契約の締結に至る経緯を始めとする契約をめぐる一切の事情等を考慮し、取引通念をも勘案して、評価、認定される契約の趣旨」という意味。本規律の「善管注意義務」は、契約の文言等の客観的事情のみで定まるものではない。現行法下と同じく任意規定である。

参考 日本司法書士会連合会 民事法改正対策部資料

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